フォーミュランド仙台(以下:FL仙台)は、知る人ぞ知る(いや、仙台近辺の人は必ず知っているし、どこからでも見える)仙台大観音のふもとに1994年7月にオープンしました。仙台には、菅生、ハイランドと大きなレースコースが2つもありますし、特に菅生はジャパンカートの舞台となり、レース人口も多いかと思いきや仙台人の特性か一般的にはレース活動は盛んではありませんでした。そこに初めての都市型のアミューズメントサーキットとしてデビューし、コースのレイアウトもなかなかの物でした。
全長409m 最大幅9m アップダウンあり、低速・高速コーナーもバランスよく配置され、タイミングモニターも完備。しかも、仙台市中心部から車で15分と非常に便利な場所に位置し、FK−9[2]のレンタル走行がメインでしたが確実に集客することに成功し、初期のころはレンタル走行が1時間待ちなどはザラでした。
1995年には、FK−9[2]のオーナーも増えだし、スプリントレース6戦・耐久レース4戦が組まれました。夏にはナイター走行が行われ、秋にはF3000ドライバー[3](服部、Tクリステンセン・Pデラロサ)などを集めイベントで盛り上がりました。冬は、鈴木亜久里、川井一仁、三井ユリを呼んでのイベントもありました。
1996年は、FK−9[2]のレースもエキスパートクラスも増え特に(私事で恐縮ですが)4月には結婚式セレモニー&親戚友達1時間耐久レースなども行われました。そして、昨年の暮れからミニバイクの走行時間も設定し、6戦ほどのレースも組まれました。こうしてカートのみならずミニバイクの人口も増えだし大分盛り上がってきたのでした。
しかし、2月頃から運営管理をしていたC社の運転資金不足が目立ちはじめ8月をもってC社は倒産となってしまいまいた。
コースそのものは、残りましたが士気の低下は隠し切れず、会員もみな落ち込んでおりましたが、その会員たち自らの営業活動や協力などが功を奏し9月にはFK−9[2]の4時間耐久レースを実現させ、以前の輝きを取り戻しつつあった矢先、2週間前になって突然「10月23日をもってコースを閉鎖する」という知らせがあったのです。
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旧フォーミュランド仙台コース図[4]
私の走りの秘密も解説してしまっています。
フォーミュランド仙台参戦記[5]
ほんとうにこんなセッティングなんです
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