- 概要
- エントリーについて
- 車両規定
- レース中の特例
- 解説
エントリーについて [4]
- エントリーフィー 40,000円/1チーム
- 上記金額に、下記の小径キャブレター&エアクリーナーセットとYRA1 1セットが含まれる
- 賞典は、既存のチームとは異なり、賞品となる(予定)
- 以下の仕様のいずれかとする
- 無改造のKT100SEJ もしくはKT100J
- 無改造のKT100SD KT100SC KT100SEC のキャブレターを以下のものに交換したもの
- 小径キャブレター&エアクリーナーセット
(無改造で使用すること)
- SLクラッチおよびセルスターターKITの使用は許可する。
- 制限は特に設けないが、大会趣旨に則ったパーツ交換のみ認める
- 文章化するのは大変難しいが、要は「速さを追求したパーツ選び」を制限するものである。この判断は主催者に一任される。
- ドライ[9]タイアは、YRA1とする。決勝のセット数は1セットとする。
- 決勝レーススタート時点での搭載燃料は3リッター未満とする。
- 給油は、3リッターの鉄製携行缶から、主催者支給のポンプの通常使用方法で行う。
- レース中に、大会趣旨達成のために、特別ルールを適用する場合がある。
- Q!MaruCUPを始まりとして開催してきた8時間耐久レースは、使用マシン[15]の老朽化や参加台数の減少により、大会開催が難しい状況になってきました。ある意味では安定、ある意味ではマンネリ感もあります。ただ、1桁台の参加台数となった場合は、エントリーフィーを上げるか、中止になるかの判断をしなければなりません。
- 一方で、レンタルカートサーキットが主催している大会はもてぎで開催されており、その台数はかなりのものです。もちろん、それは大会主催者がサーキット経営者という利点はあります。このユーザーを8耐に参加してもらうことも考えましたが、車両規定が違い、彼らのマシン[15]の方が改造範囲が広く、対応は難しいと判断しました。
- SUGO[16]では、SLレースは開催されており、KT100[3]ユーザーはかなりあります。FK-9[17]とKT100[3]をまともに走らせると、ラップタイム的にハンデがありすぎます。仮に、ピットストップ時間を長く取って調整したとしても、コース上でのスピード差がありすぎかなり危険な状態が生じると思われます。
- 耐久レースのおもしろさは、ピット戦略やマシン[15]の性格付けにもあると思います。これまで、ラップタイムを下げる方法として、ギア比をロングにすることも提案されましたが、このおもしろさをスポイルしかねません。また、ピットストップ時間の長時間固定という方法も同様でした。
- YAMAHA[18]より小径キャブレターが発売され、テストの結果してみましたが、かなり狙ったタイムに近い物が出ましたが、8時間のレースそのものをシミュレートして「レギュレーションを設定して参加案内を出す」というところまでは無理でした。実走でテストするしかないのが本音です。
- 私の本音としては、実走テストだとしても、KT100[3]のチームが
勝つような状態明らかに有利に見える車両レギュレーションでは、今のところ問題があると既存のユーザーには理解を得にくい、と判断しました。ということは「負ける前提でテストするチーム」スタートライン[19]ではかなり厳しいが、その後のレース中の柔軟な対応を理解して頂けるチーム*1が必要となったのです。
- 今回、いくつかのチームに打診したところ、これらの状況を理解して頂けたので、実走テストに踏み切ることにいたしました。
- 次のステップのためにはどうしても必要なことなのです。参加チームの皆さんのご理解を心よりお願いします。