ついに、前日となった。
各チームも今日からSUGO[1]入りしているだろう。
ウチのチームは、尊師杉山[2]が合流する。
夜の道路をひたすら4時間かけて北上してくるのだ。
マシン[3]自体はできあがっていたのだが、一つだけ取り付けていない物があった。
タコメーター[4]である。
昨年まで使っていたタコメーター[4]は、譲ってしまったので最新型を買おうと思っていた。
しかし、踏ん切りが付かず、なかなか発注できなかったのである。
そんなときに、目に付いたのがSLレースでのKSDP[5]塗り職人のタコメーター[4]。
第4戦で、彼には8耐へドライバー[6]としての参加のオファーを出していたのだが
イタリア人になる(^^;予定だったらしく、無理だと言っていた。
その時に、このタコメーター[4]を貸してもらうことにしていた。
このタコメーター[4]は、今まで使っていた物の進化バージョンなのだが、
スピード表示が可能なのだ。
そして、当然区間タイムとエンジン回転数をロギングできる。
ただ記録できるのではなく、ロギングできてしまうのである。
以前のアルフ[7]ァノは、SUGO[1]の区間タイム3ヵ所+1周のタイム+最高回転数が
100周分記録できた。
それと、回転数だけは4周分ぐらいロギングしてグラフ化することも可能だった。
しかし、FK-9[8]ではこの最高回転数というのは曲者である。
無断変速機構が入っているFK-9[8]では、回転数だけでは実際のスピードは判らない。
結局、負荷がかかっていてスピードが出ず、変速しきれない状態で回転数が上がっていたり
ウェイトセッティングのミスで回転数だけが上がってしまう場合もある。
去年のウチの状態が、この後者の方である。
ところが、今度のアルフ[7]ァノは回転数とスピードがかなりの周回数でロギングできてグラフ化できる。
これは、かなり面白いデータがとれた。
(もっとも、今回だけでは比較データがないので、どうしようもないのだが)
(あとで、データを貼る)
ウェイトの調整と、タイアのセット出しをして終了。
特に、アンダーステア対策のために、フロントタイアだけ新品にしたり
かなりおもしろいこともやってみた。
ストレートの伸びはあるようだが、あまりタイムは良くない。
昨年の無駄な高回転化をきらって、少し回転数を落としているからである。
あとは、明日の状況を見て、セット変更する事にする。
その夜は、村田の第2ファクトリーで尊師杉山[2]と泊まる事にする。
近いのは早起きをしないで良いので楽だ。
KSDP[5]とKRS-DAI社長と一緒に夕食をとり、明日に備えた。
が。。。。ここで持ってきたデータを見ながら気が付く。
やっぱり、回転数が低くないか?
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