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  最終更新日 Mon, 06 Jan 2025 22:44:07 +0000
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ルーニースポーツのスカラシップが始動 植田正幸代表「レース界への恩返し」
カテゴリ FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP, news
公開: 2025-1-6 8:02:27
要旨:

 12月1日、鈴鹿サーキットで行われたスーパーFJ表彰式の席上、ジャパンスカラシップシステム(畑川治代表)より、2025年からルーニースポーツ(植田正幸代表)が、スカラシッププログラムを行うことが発表された。  対象となるレースはフォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ(FRJ) […]

投稿 ルーニースポーツのスカラシップが始動 植田正幸代表「レース界への恩返し」モータースポーツフォーラム に最初に表示されました。

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スタートシーン

 12月1日、鈴鹿サーキットで行われたスーパーFJ表彰式の席上、ジャパンスカラシップシステム(畑川治代表)より、2025年からルーニースポーツ(植田正幸代表)が、スカラシッププログラムを行うことが発表された。

 対象となるレースはフォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ(FRJ)で、スーパーFJ日本一決定戦で2位に入った小田優、同3位の加納康雅がスカラシップ対象に選出されたことも併せて発表された。

 この件に関して12月8日、鈴鹿サーキットで行われたFIA-F4第8戦に出場し、インデペンデントクラスで5位に入ったばかりの植田に話しを聞いた。

 「僕からJSSさんにスカラシップの企画を考えていますが、どうでしょうかと聞いたら『是非やって欲しい』とのことでした」

 JSSはその名の通り、スーパーFJで優秀な成績を収めたドライバーにJAF-F4(現フォーミュラ・ビート)への年間参戦サポート、FIA-F4参戦の資金援助を行ってきた。過去には牧野任祐、大湯都史樹、角田裕毅、三宅淳詞などがスカラシップを獲得し、上位クラスへのステップアップを果たしたが、諸般の事情で2019年を最後にこのプログラムは終了していた。

 「メーカー落ちした子とか、他にも速い子はたくさんいるのでその子らにチャンスを与えようと思っています。今回、小田選手と加納選手を選出しましたが、あと2人くらい加えて4人程度でFRJのテストを行い、1人にスカラシップを与える予定です」

 「FRJのマシンは2台持っているので、どうしても乗せたいドライバーがいれば、2台体制にするかも知れません。もしくは、4大会開催されるF110カップとか、地方サーキットを回ってコースを覚えることができるフォーミュラ・ビートに乗せることも考えています」

 スカラシップを獲得したドライバーは、2025年度のFRJ年間参戦権を得る。フォーミュラリージョナルは、昨年から若いドライバーがしのぎを削るマカオのワールドカップに採用され、トヨタも今シーズンからFRJに本格参戦を発表。将来的には全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権との統合もうわさされ注目度も高まっている。ここで優秀な成績を収めれば大きなチャンスをつかめそうだ。

 「いままでレースに使ってきた予算ですが、ぼくの分を減らして、その分を若い子のために使おうと思っています。レースがあるから仕事も頑張れてこれたので、恩返しの意味でも若い子にチャンスを与えようと思っています」

ルーニースポーツの植田正幸代表

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Kazuhiro NOINE
Yoshinori OHNISHI

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第4戦冨士決勝コメント 優勝・藤原大暉「4番手まで落ちたのは想定外だった」
カテゴリ FCR-VITA, r4
公開: 2024-12-24 8:03:28
要旨:

優勝 藤原大暉(ACE LINE'S VITA)  「実はファイナルラップの300Rでシフトミスしていまして(苦笑)。それでいったん(徳升選手に)前に出られたのですが、最終コーナーをピッタリ付いていければスリップストリームに入れるので、もしかしたらチャンスあるかなと。なるべく(コーナー)出口重視で、 […]

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優勝 藤原大暉(ACE LINE'S VITA)

優勝した藤原大暉(ACE LINE'S VITA)

 「実はファイナルラップの300Rでシフトミスしていまして(苦笑)。それでいったん(徳升選手に)前に出られたのですが、最終コーナーをピッタリ付いていければスリップストリームに入れるので、もしかしたらチャンスあるかなと。なるべく(コーナー)出口重視で、スリップが一番効く間合いで入っていったら、最後の最後で逆転できました。(序盤)4番手まで落ちちゃったのは想定外だったのですが、そこからは自分のスピードを取り戻せたというか、あれで吹っ切れたというか(笑)、よかったです」

2位 徳升広平(PassingMark VITA)

決勝2位の徳升広平(PassingMark VITA)

 「最後にやられちゃったのは しょうがない、あれもレースですね。やるだけやったので、出し切ったかなと思います。トラブルなく走り終えて、チャンピオン取れたのもチームのおかげであるので、ありがとうの一言に尽きます。(来年の)5連覇はございません(笑)。別のカテゴリーで頑張りますので、応援よろしくお願いします」

3位 奥住慈英(SEVEN x SEVEN WITH KFM)

決勝3位の奥住慈英(SEVEN x SEVEN with KFM)

 「届かなかったですね。ちょっと(タイヤの)内圧とかもアレ(失敗)があって、序盤アンダーステアに悩まされて、前について行くのに精いっぱいだったので、絡めなかったですね。それが何より悔しいです。後半内圧が上がっていって、やっとフロントが利くような感じになりましたが、負けました」

4位 井本大雅(SEVEN x SEVEN WITH KFM)

決勝4位の井本大雅(SEVEN x SEVEN WITH KFM)

 「ファイナルラップのオーバーテイクは やっぱり富士ってスリップストリームが効くので。最終コーナーでも差せる間合いだったのですが、そこは確実に、スリップで抜くことを意識して、最終コーナーを我慢し直線で抜いた、という感じです。急な参戦でしたが元々MECに出ていたので、先週の岡山からの連戦なので、その流れのまま、いい感じで来られました」

5位 下野璃央(Dr.Dry☆VITA)

決勝5位の下野璃央(Dr.Dry☆VITA)

 「最終ラップのオーバーテイクは、前で井本選手と落合選手がバトルしていたので、最終コーナーからの加速でそこに私が追いついて、スリップで前に出られたという感じで、狙い通りです。スタートで3台ぐらい抜けたので、それも狙い通りでした」

6位 落合蓮音(ホージャストレーシングVITA)

決勝6位の落合蓮音(ホージャストレーシングVITA)

 「ファイナルラップは普通にスリップストリームで抜かれちゃった、という感じです。あとはこの週末ずっと風が強くて、ストレート走っていても、コントロールタワーとグランドスタンドに挟まれた区間はいいのですが、そこまではすごい横風で失速していたので、最後はキツかったです。スタートはボチボチという感じでポジション上げて。そこから2位までは行けたのですが、ストレートで全体的にキツいところがあって。コーナーで何とかするのですが、何とかした分をストレートでやられちゃう感じで、そこが苦しかったです」

ジェントルマンクラス優勝 イノウエケイイチ選手(ワコーズEDニルズ)

ジェントルマンクラス優勝のイノウエケイイチ(ワコーズEDニルズ)

 「うれしいですが、総合でもっと戦えるように、来年はちょっとやせてきます(笑)」

ジェントルマンクラス2位 山本龍選手(おさきにどうぞVITA)

ジェントルマンクラス決勝2位の山本龍(おさきにどうぞVITA)

 「ヘアピンで他のマシンがたぶんスピンして、横に当たってきて。そこから調子が悪くなり、ギアもうまく入らなくなり、それでずるずる順位を落としてしまうみたいな感じになっちゃったので。できればイノウエ選手のところ、近くまで行きたかったのですが、それはかなわず、ちょっと不甲斐ないレースでした。ジェントルマンクラス2位というのはいいとして、という感じですね(笑)。もうちょっと(総合で)上に、予選の順位でも上に行きたかったです」

ジェントルマンクラス3位 富田栄造選手(CPホールディングスニルズ)

ジェントルマンクラス決勝3位の富田栄造(CPホールディングスニルズ)

 「前回のレースの時にホントは3位で表彰台上がれると思っていたのですけれど、最終ラップにコースアウトして逃していたのですよ。それで今回はリベンジできてよかった、ありがとうございます。何とかミスもなく、コースアウトもなく、接触もなく完走できたので、よかったです。エンジン乗せ換えたばかりでちょっと遅いので、直線で(他より)1秒くらい遅くて、いくら後ろにつけても抜けない状況で離されて。最終コーナーでまた追いつくのだけど、という繰り返しで、でも楽しかったです」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Junichi SEKINE
Asako SHIMA

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第4戦冨士決勝 ファイナルラップのストレート、スリップストリームを得た藤原大暉が優勝 徳升広平は4連覇達成
カテゴリ FCR-VITA, r4
公開: 2024-12-24 6:53:13
要旨:

 富士スピードウェイを舞台に行われるFCR-VITAシリーズの最終第4戦決勝が12月21日に開催され、予選2番手からスタートの藤原大暉(ACE LINE'S VITA)がファイナルラップのフィニッシュラインまで展開したトップ争いに競り勝って優勝を飾り、2位フィニッシュの徳升広平(PassingMar […]

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優勝した藤原大暉(ACE LINE'S VITA)

 富士スピードウェイを舞台に行われるFCR-VITAシリーズの最終第4戦決勝が12月21日に開催され、予選2番手からスタートの藤原大暉(ACE LINE'S VITA)がファイナルラップのフィニッシュラインまで展開したトップ争いに競り勝って優勝を飾り、2位フィニッシュの徳升広平(PassingMark VITA)がシリーズチャンピオンを獲得、4連覇を達成した。

 朝から行われた予選に続いて決勝は午前10時コースイン開始。冬の富士スピードウェイには日が差し気温は9度まで上昇しているが、時々強い風が吹き体感温度はかなり低い。49台がグリッドに整列すると午前10時17分フォーメーションラップ開始。路面温度もあまり上がってきていないようで、タイヤの内圧をレースのどの段階に合わせるか、各陣営悩んでいたようだ。気になるチャンピオンの行方は徳升が2位以内ならば自動的に決定。3位以下の場合は斎藤愛未(Team M岡部自動車D.D.R VITA)と藤原の結果次第ということになる。

 49台全車がクリーンスタート、10周または30分間の決勝が開始された。

 蹴り出しがよかったのが2番グリッドから発進の藤原で、ポールシッター徳升の右サイドに並べかけてTGRコーナーにインから進入。サイド・バイ・サイドで第2コーナーを走り抜けると続くコカ・コーラコーナーで徳升が前に出てトップの座を守る。その後ろでは4番手スタートの落合蓮音(ホージャストレーシングVITA)が3番グリッドの奥住慈英(SEVEN x SEVEN WITH KFM)をTGRコーナー手前でオーバーテイク、3位に上がるも奥住がTGRコーナーの中で差し返してポジションを戻す。

 徳升~藤原選手~奥住~落合がワンパックでトップグループを形成、5位以下をやや引き離して第3セクターへ。パナソニック・オートモーティブコーナーを立ち上がる所からの加速で奥住、落合選手が続けて藤原をかわして順位を上げてコントロールラインを通過。2位奥住~3位落合~4位藤原という順に変わるが、それぞれ0.025秒、0.051秒しか差はない。そしてオープニングラップの混戦を抜けて順位を上げたのが井本大雅(SEVEN x SEVEN WITH KFM)で8位から6位へアップ。逆転チャンピオンを狙う斎藤は6位から10位へとポジションを落としチャンピオンに赤信号がともるが、まだわからない。

 5台が出走のジェントルマンクラスでは1周目を終えてイノウエケイイチ(ワコーズEDニルズ)が総合11位のクラストップ、山本龍(おさきにどうぞ☆VITA)が総合16位のクラス2番手、富田栄造(CPホールディングスニルズ)が総合35位のクラス3番手を走っている。

 トップに立った徳升は順位を争う2位グループを引き離し3周目に1.6秒差。一方2位グループでは3周目に藤原が落合を攻略して3位に浮上する。4周目に藤原はここまでのファステストラップの1分58秒334を出して奥住に0.27秒差と接近、落合をはさんで5位永井歩夢(BBS VITA)、6位には下野璃央(Dr.Dry☆VITA)、7位に井本大雅(SEVEN x SEVEN WITH KFM)が上がってくると4周目のTGRコーナーで下野と井本が相次いで永井をオーバーテイク。これで下野5位、井本6位で永井は7位にドロップ。

 5周目に入りストレートで奥住のスリップストリームから抜け出た藤原がコントロールライン上では0.036秒と僅かに前に出て2位に進出。トップ徳升から1.114秒差でレースは後半戦へ。

 勢いに乗る藤原は6周目に1分58秒192とファステストラップを更新、徳升との間合いを0.626秒まで削り取る。3位奥住、4位落合はやや離されそれぞれ0.9秒、0.7秒の間合い。7周目も藤原は1分58秒118とこの日のファステストラップをマークして徳升を0.178秒差にロックオン。テール・ツー・ノーズ状態で8周目に突入すると左サイドから並びかけてTGRコーナーにアプローチ。インサイドを守った徳升が先行してターンインするが、ややオーバースピードかラインがアウトにはらみ、クロスラインでインサイドに切れ込んだ藤原が前に出てついにトップが交代する。しかし徳升は食い下がって逆転のチャンスを伺っている。0.242秒差で8周目を終えた両者はTGRコーナーで今度は徳升が藤原のスリップストリームを使ってTGRコーナーでのチャンスを伺うが、ここは藤原が守って0.3秒差でファイナルラップへ。後方では井本が下野を仕留めて5位に浮上している。

 ファイナルラップ。TGRコーナーで徳升が再びチャンスを伺うがここは藤原が抑える。2台はバンパー・ツー・バンパーの車間で第2コーナーからコカ・コーラコーナーを抜けると、300Rで藤原が僅かに失速したのを見逃さずに徳升がアウト側からダンロップコーナーへのブレーキングで前に出てトップの座を奪い返す。しかし藤原は徳升のテールを逃がさず、両車はパナソニック・オートモーティブコーナーを立ち上がりフィニッシュラインに向けて加速競争。ぎりぎりまで徳升のスリップストリームを使った藤原が左サイドに躍り出て前に出るとトップでチェッカードフラッグの下を通過、優勝を勝ち取った。徳升は0.104秒及ばずの2位に終わったが、これで2024年のシリーズチャンピオンを確定させた。3位は奥住。ファイナルラップに接近戦となった4位グループはパナソニック・オートモーティブコーナーまでポジションを守っていた落合を立ち上がりで井本、下野が次々とオーバーテイク。井本4位、下野5位を獲得。落合選手は一瞬で6位に落ちるというFCR-VITAならではの厳しさを味わう結果になった。3台の間合いは僅か0.188秒だ。

 ジェントルマンクラスはイノウエが総合12位でトップ、山本が総合16位クラス2番手、そして77歳の富田が総合32位クラス3番手で表彰台に立った。

優勝は藤原大暉(ACE LINE'S VITA)

決勝2位は徳升広平(PassingMark VITA)

決勝3位は奥住慈英(SEVEN x SEVEN with KFM)

決勝4位は井本大雅(SEVEN x SEVEN WITH KFM)

決勝5位は下野璃央(Dr.Dry☆VITA)

決勝6位は落合蓮音(ホージャストレーシングVITA)

ジェントルマンクラス優勝はイノウエケイイチ(ワコーズEDニルズ)

ジェントルマンクラス決勝2位は山本龍(おさきにどうぞVITA)

ジェントルマンクラス決勝3位は富田栄造(CPホールディングスニルズ)

Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA

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第4戦冨士公式予選コメント ポールポジション・徳升広平「みんなのおかげで取れたポールポジション」
カテゴリ FCR-VITA, r4
公開: 2024-12-24 6:16:08
要旨:

ポールポジション 徳升広平(#16PassingMark VITA)1分57秒617(コースレコード)  「これはもう『みんなのおかげ』で取れたポールポジションですね。いろんな人がいろんなことを教えてくれて、うまくまとめられてよかったです。決勝もこの調子で行きたいと思います。チャンピオン取れるかはわ […]

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ポールポジション 徳升広平(#16PassingMark VITA)1分57秒617(コースレコード)

ポールポジションを獲得した徳升広平(PassingMark VITA)

 「これはもう『みんなのおかげ』で取れたポールポジションですね。いろんな人がいろんなことを教えてくれて、うまくまとめられてよかったです。決勝もこの調子で行きたいと思います。チャンピオン取れるかはわからないですが、ミスのないように、2位以内で確定なのでここから逃げ切れるように、と言ってもそんなに甘くないので、頑張りたいです」

2位 藤原大暉(#39ACE LINE'S VITA)1分57秒957(+0.340秒)

予選2位の藤原大暉(ACE LINE'S VITA)

 「やっぱり49台もいたので、きっちりクリアラップ取れたかといえば全然だめで、どこかでスリップストリーム使えて稼げたり、逆に詰まったりしてこのタイムだったので、決勝はしっかり戦っていけると思います。今週チームがガラっと変わって、車も一気に変わったので、チーム特有のセットアップがあって、それにドライビングを合わせるのに精いっぱいでした。セットアップのそれなりに煮詰めたのですが、ずっとタイムもパっとしなかったのが、予選になってしっかりタイム出せたので、そこは一安心ですね。決勝はなるようにしかならないので、しっかり戦います。絶対逃げられないレースになるので、あと寒いので、最初の(タイヤが)冷えた状態で、ミスとかしないように。シーズン通して戦っているので、クリーンにやりたいですね、でも行くときは行きます(笑)」

3位 奥住慈英(#66SEVEN x SEVEN WITH KFM)1分58秒065(+0.448秒)

予選3位の奥住慈英(SEVEN x SEVEN with KFM)

 「クルマは交換しましたが、今年MECで僕が使ったマシンなので、違和感とかはありません。調子はいい感じです。トップと僅差なので、許容範囲かなと思っていて、決勝は勝負できると思います」

4位 落合蓮音(ホージャストレーシングVITA)1分58秒215(+0.598秒)

予選4位の落合蓮音(ホージャストレーシングVITA)

 「VITAは先週岡山のMECに参戦して、そこから連戦です。FCRは8月以来ですね。VITAは(スーパーFJのような)フォーミュラでもなく、ハコでもなく中間のカテゴリーという感じで、S-FJの応用で走れるクルマではあるので、そこの点(乗り換えは)難しくはないです。4番手という結果は僕自身アタックラップを完璧な形で出たタイムではないので、もっとタイムが出るという感触は自分の中にあるという中での4番なので、決勝はもっと上にいけると思います。優勝狙って行きたいと思います」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Junichi SEKINE
Asako SHIMA

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第4戦冨士公式予選 シリーズ4連覇へ視界良好、徳升広平がコースレコードでポールポジションを獲得
カテゴリ FCR-VITA, r4
公開: 2024-12-24 6:00:24
要旨:

 富士スピードウェイを舞台に行われるFCR-VITAシリーズの最終第4戦公式予選が12月21日に開催され、シリーズランキングトップの徳升広平(PassingMark VITA)がポールポジションを獲得した。  すっかり冬の装いの富士スピードウェイにやってきたVITAは49台。ここまで3戦を終えてシリ […]

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ポールポジションは徳升広平(PassingMark VITA)

 富士スピードウェイを舞台に行われるFCR-VITAシリーズの最終第4戦公式予選が12月21日に開催され、シリーズランキングトップの徳升広平(PassingMark VITA)がポールポジションを獲得した。

 すっかり冬の装いの富士スピードウェイにやってきたVITAは49台。ここまで3戦を終えてシリーズランキングの首位は徳升の44ポイント。徳升はここまでシリーズ3連覇を果たしていて、今年4連覇目に挑んでいる。これを追うのが38ポイントの斎藤愛未(Team M岡部自動車D.D.R VITA)と、30ポイントの藤原大暉(ACE LINE'S VITA)と3人がシリーズチャンピオンの目を残している。

 まずは午前8時5分に20分間の予選が開始。気温6度、路面温度もかなり低そうで各車は慎重にタイヤをウオームアップして残り時間13分あたりからタイムアタック開始。まず徳升が1分58秒733でトップに立つと、続く周回で下野璃央(Dr.Dry☆VITA)が58秒553でトップへ、先月16歳になったばかりの落合蓮音(ホージャストレーシングVITA)が58秒601で2番手、斎藤が58秒604で3番手に上がり徳升は4番手へドロップ。

 折り返しの残り10分には永井歩夢(BBS VITA)が1分58秒360で15番手から一気にトップに立つ。トップから10位までが1秒以内に並ぶ接戦だ。11番手には山本龍(おさきにどうぞVITA)が、1分59秒460というジェントルマンクラスのコースレコードを出してクラストップにつけている。

 その後もトップの座は1分58秒215の落合→58秒174の藤原と次々に入れ替わるが、残り時間6分に徳升が57秒795を出して7番手からトップに返り咲き。その後は徳升を上回る者が現れず上位が膠着状態になる中、自己ベストを更新して順位を上げたのが翁長実希(Car Beauty Pro RSS VITA)で58秒404で残り時間4分に11番手から5番手へポジションアップ。さらに残り2分、奥住慈英(SEVEN x SEVEN WITH KFM)が58秒065で3番手に浮上する。藤原は自己ベストを57秒957まで短縮するが2番手変わらず。

 残り1分でジェントルマンクラスの首位が交代。イノウエケイイチ(ワコーズEDニルズ)がクラスのコースレコードを更新する1分59秒050をマークして総合14番手クラストップへ。山本は0.038秒差の総合15位クラス2位、クラス3位は総合29番手の大沢良明(ビーンズスポーツYRC☆VITA)。

 チェカードフラッグが振られ各車最後のタイムアタック。ここで徳升はダメ押しの1分57秒617を叩き出し、コースレコードを更新して予選は終了。2番手0.340秒差で藤原、3番手0.448秒差で奥住という結果に。

 ジェントルマンクラスはイノウエが総合15番手でクラストップ、山本が総合17番手のクラス2位、大沢が総合30番手のクラス3位という結果になった。

 FCR-VITA第4戦決勝は本日午前10時15分に開始予定だ。

予選2位は藤原大暉(ACE LINE'S VITA)

予選3位は奥住慈英(SEVEN x SEVEN with KFM)

予選4位は落合蓮音(ホージャストレーシングVITA)

予選5位は永井歩夢(BBS VITA)

予選6位は斎藤愛未(Team M岡部自動車D.D.R VITA)

Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA

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鈴鹿テスト2日目 小林利徠斗が全セッショントップタイムでテストを終える
カテゴリ SUPER FORMULA LIGHTS, test
公開: 2024-12-18 6:58:12
要旨:

 12月18日、スーパーフォーミュラ・ライツのテスト2日目が、鈴鹿サーキットで行われ、昨日に続いて、小林利徠斗(TOM'S)が、午前、午後のセッションともにトップタイムをマークした。  この日、セッション3で新たにドライブしたのは、今季FIA-F4に参戦した5号車・下野璃央(ALBIREX RACI […]

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小林利徠斗(TOM'S)

 12月18日、スーパーフォーミュラ・ライツのテスト2日目が、鈴鹿サーキットで行われ、昨日に続いて、小林利徠斗(TOM'S)が、午前、午後のセッションともにトップタイムをマークした。

 この日、セッション3で新たにドライブしたのは、今季FIA-F4に参戦した5号車・下野璃央(ALBIREX RACING TEAM)。近年、日本のトップ、ミドルフォーミュラにも女性ドライバーの進出の兆しが出ているが、次の候補となるドライバーだ。

■セッション3

 開始まもなく、37号車・古谷悠河(TOM'S)が1分51秒894をマークして、セッション前半は古谷がタイミングモニターのトップに留まり続け、同じくセッション開始から好タイムを出した60号車・伊東黎明(LM corsa)が続いた。

 1時間を過ぎると、それまで中位にいた35号車・佐野雄城(TOM'S)が、アタックを敢行。1分51秒736と、古谷のタイムをわずかに上回ってトップに立った。

 しかし、昨日から好調の38号車・小林が、70分過ぎに1分51秒427でトップタイムを更新。さらに1分51秒156まで縮めた。

 最後のアタックでも、小林の速さは衰えず、唯一人51秒を切る1分50秒905で、昨日の2セッションに続いてこのセッションも制することになった。

 2位以下は、佐野、伊東、ケイレン・フレデリック(B-MAX RACING TEAM)、古谷、ジェームズ・ヘドレー(TEAM DRAGON)と続いたが、最後のアタック中に60号車・伊東がデグナーでコースアウト。赤旗が提示され走行は中断となった。このため、全員がアタックできずに終わったので、勝負は最後のセッションに持ち越された。

 SFライツ初ドライブの5号車・下野璃央は、このセッションのみの走行で、慎重に周回を重ねてベストタイムはトップから5秒遅れの1分55秒995だった。

■セッション4

 開始早々、自身の計測2周目に38号車・小林が1分51秒995をマーク。その小林が更にタイムを縮めようとした次の周に、53号車・ベルグマイスターがデグナーでコースオフ。赤旗中断とはなったが、幸いダメージはなく自走でピットに戻ってくる。

 アタックの仕切り直しとなった小林は、再開後にあっさりと1分51秒093をマークして、2位以下を引き離す。今回のテストの主役である小林の速さには驚くばかりだ。

 そして、残り5分となった最後のセッションでも、1分50秒511までタイムを削った小林が、2番手まで上がった卜部和久(JPN TODA RACING)を0.8秒も引き離す快走を見せた。

 3番手には古谷、4番手には佐野はつけ、トムス勢が全員上位で最後のセッションを終えた。対するB-Max勢は、5番手にケイレン、6番手に野村勇斗(B-MAX RACING TEAM)と、今回のテストを見る限りでは、トムス勢に及ばなかった。

 SFライツの開幕は、年明け3月8~9日のスーパーフォーミュラとの併催となる鈴鹿。まだ、ドライバーラインナップは見えないが、どんな顔ぶれが揃って、どんな戦いを見せるのか、楽しみだ。

卜部和久(TODA RACING)

RYO.I(B-MAX RACING TEAM )

豊島里空斗(ALBIREX RACING TEAM )

清水康弘(GNSY RACING)

佐野雄城(TOM'S)

古谷悠河(TOM'S)

野村勇斗(B-MAX RACING TEAM)

ケイレン・フレデリック(B-MAX RACING TEAM)

ジェームズ・ヘドリー(TEAM DRAGON )

ヤコブ・ベルグマイスター(TEAM DRAGON)

伊東黎明(LM corsa)

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Atsushi BESSHO

投稿 鈴鹿テスト2日目 小林利徠斗が全セッショントップタイムでテストを終えるモータースポーツフォーラム に最初に表示されました。

公式テスト鈴鹿総合結果
カテゴリ SUPER FORMULA LIGHTS, test
公開: 2024-12-18 6:40:49
要旨:

公式合同テスト -RIJ- (2024/12/17-18) Total Testing Weather:Sunny Course:Dry 2024 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Official Testing 鈴鹿サーキット 5.807km PosNoClsClsPosDriverTe […]

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公式合同テスト -RIJ- (2024/12/17-18) Total Testing Weather:Sunny Course:Dry
2024 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Official Testing 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverTeamSession1
Session2
Session3
Session4
TimeBehindkm/h
138小林 利徠斗TOM'S1'51.248
*1'50.401
1'50.905
1'50.511
1'50.401-189.357
22荒尾 創大DELiGHTWORKS RACING-
*1'51.268
-
-
1'51.268 0.867187.882
32卜部 和久TODA RACING-
-
1'52.042
*1'51.323
1'51.323 0.922187.789
42三井 優介DELiGHTWORKS RACING*1'51.477
-
-
-
1'51.477 1.076187.529
537古谷 悠河TOM'S1'52.426
1'51.831
1'51.878
*1'51.493
1'51.493 1.092187.502
635佐野 雄城TOM'S1'52.764
1'52.077
1'51.679
*1'51.535
1'51.535 1.134187.432
736エステバン・マッソンTOM'S*1'51.631
1'57.924
-
-
1'51.631 1.230187.271
851ケイレン・フレデリックB-MAX RACING TEAM1'52.587
1'51.834
1'51.861
*1'51.705
1'51.705 1.304187.147
960伊東 黎明LM corsa1'52.435
1'52.392
*1'51.786
1'51.931
1'51.786 1.385187.011
1050野村 勇斗B-MAX RACING TEAM-
1'53.524
1'52.609
*1'51.919
1'51.919 1.518186.789
1152ジェームズ・ヘドリーTEAM DRAGON1'53.084
1'52.296
*1'52.014
1'52.026
1'52.014 1.613186.630
1250小出 峻B-MAX RACING TEAM*1'52.579
-
-
-
1'52.579 2.178185.694
1353ヤコブ・ベルグマイスターTEAM DRAGON1'55.771
1'53.830
*1'52.986
1'53.078
1'52.986 2.585185.025
148M1清水 康弘GNSY RACING1'54.968
1'54.498
1'53.345
*1'53.122
1'53.122 2.721184.802
155入山 翔ALBIREX RACING TEAM1'54.840
*1'54.710
-
-
1'54.710 4.309182.244
164M2影山 正美B-MAX RACING TEAM*1'55.703
-
-
-
1'55.703 5.302180.680
175下野 璃央ALBIREX RACING TEAM-
-
*1'55.995
-
1'55.995 5.594180.225
185豊島 里空斗ALBIREX RACING TEAM-
-
-
*1'56.400
1'56.400 5.999179.598
194M3RYO.IB-MAX RACING TEAM2'09.011
1'58.255
1'57.723
*1'56.558
1'56.558 6.157179.354

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公式テスト鈴鹿4回目結果
カテゴリ SUPER FORMULA LIGHTS, test
公開: 2024-12-18 6:30:24
要旨:

公式合同テスト -RIJ- (2024/12/18) Official Testing 4 Weather:Sunny Course:Dry 2024 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Official Testing 鈴鹿サーキット 5.807km Pos№ClsClsPosDriverT […]

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公式合同テスト -RIJ- (2024/12/18) Official Testing 4 Weather:Sunny Course:Dry
2024 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Official Testing 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClsCls
Pos
DriverTeamTimeBehindGapkm/h
138小林 利徠斗TOM'S1'50.511--189.168
22卜部 和久TODA RACING1'51.323 0.812 0.812187.789
337古谷 悠河TOM'S1'51.493 0.982 0.170187.502
435佐野 雄城TOM'S1'51.535 1.024 0.042187.432
551ケイレン・フレデリックB-MAX RACING TEAM1'51.705 1.194 0.170187.147
650野村 勇斗B-MAX RACING TEAM1'51.919 1.408 0.214186.789
760伊東 黎明LM corsa1'51.931 1.420 0.012186.769
852ジェームズ・ヘドリーTEAM DRAGON 1'52.026 1.515 0.095186.610
953ヤコブ・ベルグマイスターTEAM DRAGON1'53.078 2.567 1.052184.874
108M1清水 康弘GNSY RACING1'53.122 2.611 0.044184.802
115豊島 里空斗ALBIREX RACING TEAM 1'56.400 5.889 3.278179.598
124M2RYO.IB-MAX RACING TEAM 1'56.558 6.047 0.158179.354

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公式テスト鈴鹿3回目結果
カテゴリ SUPER FORMULA LIGHTS, test
公開: 2024-12-18 2:18:25
要旨:

公式合同テスト -RIJ- (2024/12/18) Official Testing 3 Weather:Sunny Course:Dry 2024 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Official Testing 鈴鹿サーキット 5.807km Pos№ClsClsPosDriverT […]

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公式合同テスト -RIJ- (2024/12/18) Official Testing 3 Weather:Sunny Course:Dry
2024 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Official Testing 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClsCls
Pos
DriverTeamTimeBehindGapkm/h
138小林 利徠斗TOM'S1'50.905--188.496
235佐野 雄城TOM'S1'51.679 0.774 0.774187.190
360伊東 黎明LM corsa1'51.786 0.881 0.107187.011
451ケイレン・フレデリックB-MAX RACING TEAM1'51.861 0.956 0.075186.886
537古谷 悠河TOM'S1'51.878 0.973 0.017186.857
652ジェームズ・ヘドリーTEAM DRAGON 1'52.014 1.109 0.136186.630
72卜部 和久TODA RACING1'52.042 1.137 0.028186.584
850野村 勇斗B-MAX RACING TEAM1'52.609 1.704 0.567185.644
953ヤコブ・ベルグマイスターTEAM DRAGON1'52.986 2.081 0.377185.025
108M1清水 康弘GNSY RACING1'53.345 2.440 0.359184.439
115下野 璃央ALBIREX RACING TEAM1'55.995 5.090 2.650180.225
124M2RYO.IB-MAX RACING TEAM 1'57.723 6.818 1.728177.580

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鈴鹿テスト1日目 小林利徠斗が他を圧倒するトップタイムをマーク
カテゴリ SUPER FORMULA LIGHTS, test
公開: 2024-12-17 6:33:59
要旨:

 12月17日、スーパーフォーミュラ・ライツのテスト1日目が、鈴鹿サーキットで行われ、小林利徠斗(TOM'S)が、午前、午後のセッションともにトップタイムをマークした。  テストには、今シーズンのレギュラードライバーをはじめとして、多彩な顔ぶれが揃った。  トムスからは、レギュラーの37号車・古谷悠 […]

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小林利徠斗(TOM'S)

 12月17日、スーパーフォーミュラ・ライツのテスト1日目が、鈴鹿サーキットで行われ、小林利徠斗(TOM'S)が、午前、午後のセッションともにトップタイムをマークした。

 テストには、今シーズンのレギュラードライバーをはじめとして、多彩な顔ぶれが揃った。

 トムスからは、レギュラーの37号車・古谷悠河(TOM'S)、38号車・小林利徠斗(TOM'S)に加え、FIA-F4に参戦した35号車・佐野雄城(TOM'S)、そして、WECのLMGT3クラスで活躍し、トヨタのハイパーカーのテストにも参加した36号車・エステバン・マッソン(TOM'S)が参加。

 B-Maxは、来季の参戦が決定している50号車・野村勇斗(B-MAX RACING TEAM)と、そのサポート役として50号車をドライブするチャンピオン小出峻。今季レギュラーの51号車・ケイレン・フレデリック(B-MAX RACING TEAM)、そして、先日のSFテストにも参加した52号車・ジェームズ・ヘドレー(TEAM DRAGON)、ユーロフォーミュラ二参戦していた53号車・ヤコブ・ベルグマイスター(TEAM DRAGON)という布陣だ。

 他には、2号車をシェアする荒尾創大(DELiGHTWORKS RACING)、三井優介(DELiGHTWORKS RACING)、卜部和久(TODA RACING)。三井は久々のフォーミュラドライブだ。そして、5号車は、入山 翔(ALBIREX RACING TEAM)と下野璃央(ALBIREX RACING TEAM)がマシンをシェアする。

■セッション1

 レギュラー陣は安定した速さを見せたが、それ以外で目を引いたのは、三井、マッソンの二人。

 マッソンは早々に好タイムを出し、30分過ぎにトップに立つと、50分すぎにはそのタイムを更新する1分52秒356をマークしてみせた。その後、小林が1分52秒314と僅かに更新はしたものの、慣れないコース、マシンでいきなり速さを見せた。

 一方、三井はセッション後半になると、1分51秒973、51秒477とトップタイムを更新し、久々のフォーミュラドライブとは思えない速さを見せた。

 残り5分からのアタックで、小林が51秒248をマークしてトップに返り咲いたが、マッソンも1分51秒631をマークして、小林、マッソン、三井の三人だけが51秒台に入れた。

 これに、37号車・古谷悠河(TOM'S)、60号車・伊東 黎明(LM corsa)、50号車・小出が続いた。52号車・ヘドリーは9位、鈴鹿初体験の53号車・ベルグマイスターは13位だった。

■セッション2

 開始まもなく、フレデリックが2コーナーで、マッソンがデグナーでコースアウト。両者ともにバリアにヒットし、マッソン車はダメージは大きそうだ。

 約15分の中断後に再開。30分経過時には、三井から2号車を引き継いだ荒尾が1分52秒992でトップだったが、ここから38号車・小林が連続アタック。1分51秒701をマークすると、次の周には11月の第7戦のPPタイム(1分51秒009)を破る1分50秒872という、抜き出たタイムを記録した。

 さらに、セッション最後のアタックで、小林は1分50秒401までタイムを削り、2位荒尾(1分51秒268)を大きく引き離した。3位は古谷、4位には途中でコース復帰したフレデリックが入り、ここまでは51秒台。

 以下、ルーキーの佐野、ヘドリー、伊東と続き、午前中に小出がチェックしたクルマで走った野村は、慎重にタイムを上げ、1分53秒524で8位だった。

 明日18日も今日と同じく、午前9時30分から11時、午後1時30分から3時の走行が予定されている。

ヤコブ・ベルグマイスター(TEAM DRAGON)

ジェームズ・ヘドリー(TEAM DRAGON )

古谷悠河(TOM'S)

伊東黎明(LM corsa)

入山翔(ALBIREX RACING TEAM)

ケイレン・フレデリック(B-MAX RACING TEAM)

三井優介(DELiGHTWORKS RACING)

佐野雄城(TOM'S)

清水康弘(GNSY RACING)

小出峻(B-MAX RACING TEAM)

小出峻(B-MAX RACING TEAM)

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Atsushi BESSHO

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