新々Tackmixブログ - オーバーテイクの神秘
琢磨について書く。。。とか書いてて、まだ書いていません。
いや、ちと長くなりそうだったのね。。。
で、タイムリーな話題なので、まずはこっちをネタにします。
実は、琢磨ネタを披露するには、オーバーテイクとはなんぞや?
って説明が必要になっちゃったんですね。
で、こちらで書かれているんですが
ダウンフォースを減らすのは、オーバーテイクを増やす狙いがあります。
人間が、ベストタイムを捨てて前車よりも前に出ようとするときに、
相手のドライバーとどういう事をしているかというと
その車の能力ギリギリを出そうと競い合うわけです。
ところが、これは簡単そうで簡単なことではなく、
マシンの能力をちょっとでも超えてしまうと、姿勢が乱れたりするわけですから
100%にできるだけ近づけるという表現の方が正しいわけですね。
つまり、これは100%にどれだけ近いかという競い合いと言ってもいいでしょう。
その時間が長ければ長いほど差が大きく出やすいのです。
リアのダウンフォースを減らすと言うことは、
ストレートからコーナーに入っていく減速時と、コーナーリングスピードの調整が非常に難しくなり、
その難しい時間が長くなると言うことです。
つまり、ブレーキングの時間を長くして、パーシャルコントロールの時間を長くしているわけですね。
これが、オーバーテイクを増やす可能性を持っているわけです。
その他の手段としては、例えばブレーキをカーボンから鉄にしたり、
タイアのグリップを下げたりする方法が考えられます。
その昔、アンチロックブレーキが開発されたのは、この100%に近づけた行為の時間を、
限りなく一定に保つため、と言っても良いでしょう。
これらデバイスを使用不可としたのは、興行的には正しいですね。
一方、現在使われているセミオートマは、どちらかというとエンジンのライフを上げるためであって、
経費削減の役割があるのかな?