新々Tackmixブログ - 遠すぎた橋
今日、9月17日。
私にとってはちょっと思い入れがある日なんです。
1944年9月17日 マーケットガーデン作戦が決行され、イギリス各地からオランダに向けて空挺部隊が輸送機で飛び立ちました。
映画「遠すぎた橋」の元となった第2次世界大戦中の大作戦です。
私には、この「遠すぎた橋」がいろいろな部分でキーポイントとなっているのです。
小学生の頃、レコードプレイヤーの使い方を覚えた私は、ウチにあった映画音楽大全集のLPを片っ端から聴きます。その中で、西部劇と戦争映画の音楽が好きになりました。
その影響でブラスバンドに入って、トランペットをやるようになるのですが、それまで私は音楽をあまり勉強したことはなかったのです。そこに1977年、この映画が公開されます。
戦争映画が好きだった私にとって、この映画はバイブルとなってしまいました。
はじめて、自分の小遣いで買ったLPは、この映画のサントラです。もちろん、1つの映画のLPがあるなんて、この時まで知りませんでした。
映画のパンフレットも、チラシも、ポスターもこの時知ったのです。
「遠すぎた橋」は、歴史の苦手だった私に「連合軍」という枠組みを教えました。
オーケストラの音楽を聴くことによって、和音ではないリフでのハーモニーを知りました。
オランダがどこにあって、アーンエムはどこにあって・・・と、地図を見るようになりました。
この時期、プラモデルメーカーのタミヤが、画面に登場した戦車を下敷きにプリントして配っていました。この時初めて、動かない(モーターやゼンマイの入っていない)プラモデルを作ることになり、塗装をするようになりました。
メインで出てくるパンサー戦車的なドイツ戦車は、レオパルドの改造だと知り、改造することも覚えました。
あ、、、そういえば、公開前に宣伝用のドキュメンタリーをTVで放送していたんですが、このビデオって誰か持っていないでしょうか?ロバートレッドフォードのインタビューなんかもあるんです。試写会の模様も流れていたと思います。
この映画の舞台・・・・オランダですが、行ける場所ではないな。。と思っていたんです。
ところが、なんと、忘れてしまっていてもいいくらいあとになって(20年後 )
私は、そこに行けてしまったのです。
つづく・・・・