新々Tackmixブログ - FK-9 ドライバーの意地
実は、すんごーーーーく前の話題になってしまいますが、
(えっと、8月11日だったかな? )とあるレースの実況を頼まれていました。
全国大学生カート大会ですが、ふと気が付いてしまった・・・・。
あるFK-9ドライバーが、今年34にして大学に通い始めたんです。
そっかぁ、、、大学生かぁ・・・あ? ウチのカートでレースにでれるジャン。
っていうことで、急遽昔のカートを引っ張り出したわけです。
このマシンは、元は尊師杉山、そして帝王堀籠と乗り継いだ由緒正しき名車(^^;
それで走れって言うんだから、結構キツイですよね。。。
結局、練習は殆ど出来ずに100周ぐらいで大会に臨みます。
いやぁ、かなり頑張りましたね。彼。
でも、決勝で喋りながら あ、そろそろ疲れが出ているな・・・ と思った瞬間。
Zコーナーでスピンして、エンジンを止めてしまいました。
いやぁ、10番手ぐらいのマシンなんだけど、悔しくてね。。。喋っちゃいましたよ。
「最年長大学生○○のマシンが止まった。。。押せ!押せ!」って。
ご存じの方も多いでしょうが、Zコーナーで止まるとそこから先は登りなんです。
疲れてスピンして、、、初めて一人で押し掛け。。。。無理だろうな。。。と。
いや、彼は押し始めたのです
これも、順位に関係なく「押せ!押せ!」って言っちゃいましたよ。
でも、一旦マシンは止まってしまい。。。9コーナーまで上がって。。。
そこからは下りです。
しばらく休んで押し始めます。。。かかった!!
彼は順位に関係なく、チェッカーに向けて走り出したのです。
なんていうか。。。熱いものがこみあげてきましたね。