新々Tackmixブログ - MIDIの前・・・まだまだ続く
この手弾きの頃って、結構長く続きました。
というのは、簡単なことでシンセのコントロールの方法が(機械が)高かったからです。
当時、YMOでも使われたMC-8やらのCV/Gateタイプのシーケンサーは有ったのですが
当然単音のシンセしかコントロールできず、出来たとしても多重録音にはまだまだ向かない。
そんなこんなで、やろうにもやれなかったって言うのが正しいでしょうね。
ポリフォニックのシーケンサーなんて夢のようなものでしたから。
それで、音質の方に興味が行くわけです。
カセット4trでも、ダビングはやるわけです。そうするとやっぱり音が悪くなる。
それで、当時マスターとして使っていたDATデッキの登場となります。
確か10万ぐらいだったかな?
デジタルのテープレコーダーです。
これに4トラックを一旦纏めてしまって、戻しながら音を重ねて、2トラックを残す。
(言葉では難しいですな)
これによって、ステレオ感も出せるのと、アナログダビングの回数が減るわけです。
この時は、音質が良くなりすぎて、勘をつかむのが大変でした。
それまでは、音が悪くなる前提で、トーンをオーバーに変えていたのですから。
そんなこんなやっていた私も、MIDIの登場でどうにかなったのか?
そう簡単には導入できませんでした。
というのも、MIDIシーケンサーとMIDI対応の楽器を買えば軽く60万ぐらいになり
今使っている楽器の代わりというには高すぎると思っていたんですね。
しかし、、、ある事がきっかけになってMIDI機材を買わざるを得なくなりました。
それは。。。
つづくのさ