新々Tackmixブログ - 正しいコンピューターおばあちゃん
NHKのみんなのうた、コンピューターおばあちゃん が結構間違った情報であふれています。
ええ、YMOオタクとして、「これはイカン」と思い立って、ちょっと記載しておきました。
TackmixWIKI内 コンピューターおばあちゃん
つまり、NHKという名前が付いていても、東芝EMI以外では、オリジナルが使われていなくて
各社で作ったカバーバージョンが収録されてしまっているのです。
これは、その当時の版権の絡みだと思うのですが、このような不思議な出来事は
昔は結構存在していたのです。
例えば、円谷シリーズの主題歌CDでは、一時期「帰ってきたウルトラマン」だけが
おかしな曲が収録されると言うことが起きていました。
それは、円谷の版権管理の変更によるものだったのですが。
それまで、ウルトラセブンが放送されている間も、円谷では版権の扱いにあまり神経質ではなく
各社がオリジナルのレコードを発売できていました。ところが、キャラ物の模型などが
たくさん出回ってしまって、およそ本物とは似ても似つかない物まで登場してしまいます。
そこで思いあまった円谷側が、あわてて版権の独占契約を始めちゃうんですね。
そして、帰ってきたウルトラマンの主題歌・副主題歌に限って契約したのがコロムビア。
それまでの権利と、それ以降の権利はキングが扱うのですからおかしなことになります。
コロムビアは他への許可を与えなかった物ですから、JASRACに申請して各社がカバーを
録音してしまいます。それで、ウルトラマン主題歌シリーズなどの企画ものは、コロムビア版だけが
帰ってきたウルトラマンの本物が収録されてしまうということに。
そんなことが、コンピューターおばあちゃんでも起きているのでしょうね。
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参照先
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