新々Tackmixブログ - 選手の気持ち
WBC王JAPAN優勝の感激が醒めやらぬ感じですが、
Yahoo!に良い記事が書いてありましたね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060322-00000076-nks-ent&kz=ent
私も、テレビで見ていて不思議だったんです。
松坂が「なんでスーツなんだ!」って言いながら、レポーターにビール(?)をかけていたのが。
甲子園の準々決勝で、投げ合った相手だったんですね。
それが、今ではアナウンサーになって、スポーツリポートをしている。
選手だったからこそ判る気持ち、それをメディアで伝える。
残念ながら、リポーターはその競技を経験していないことが普通。
もっとも、経験していたとしても、そのレベルには達していなかったのも普通。
私がレースアナウンスで心がけているのは、この部分なんです。
見ている人達だって、大多数はその競技を知らない。
それをどう伝えるのか?
選手としては、何を知ってもらいたいのか?
その時間(例えば、表彰台での数分間)は、何もしなくとも過ぎていってくれますし
それによって私自身は評価を下げることもなく過ごすことも可能です。
でも、それをやっちゃったら、お客さんはつまらない、という評価をしていくだけなんです。
それは、私に対してではなく「その競技に対して」です。
これは、嫌なんですね。
実は19日に、ドリフトのアナウンスをやらせていただきました。
いろいろと思うこともあるのですが、
今は「もっとこの競技のことを知りたい」と思いましたね。
全然伝えられなかったと思いますから・・・・