新々Tackmixブログ - レンタルカートの行く末2
技量のことを話題にしたので、それに関連してもう1つ。
悪気があるかどうかは別問題としても、もめ事はしょっちゅう起こります。
特に、統一ルールがないレースですと、そのホームコース独自のルールが
標準のルールだと勘違いしてしまっていること。
これは、よくあることなんですね。
例えば一般的に、レースでは後続車両の走行を前走者は妨害してはいけないことになっています。
これをそのまま読みとってしまった場合は、ブロックラインというのは存在しなくなるわけです。
で、「妨害」というのが、どんな意味なのか?という非常に曖昧なものを明確に出してしまう必要が出てきます。
あるサーキットでは、「後方を確認して後続車の方向にマシンを振った場合」は妨害と定義しているようですし
とにかく、ラインを変えたら妨害としているところもあります。
こんなのはどうすればいいの?ってい疑問は、参加者として常につきまとうはずです。
この疑問がつきまとわないで「いつものルールではこうだ」と思っている人が多いとややこしいんです。
レースを勝つため。。という観点から言ったら、そういう状況に陥らないのかベストでしょうし、
そうなってしまっても、相手に無理なラインを取らせてタイムを落とすのが戦略。。。
つまり、全く関係のないところで抜くことができる、、、と考えを切り替えるのが勝つ方法ですね。
危険行為になった場合は別なんですけど、このあたりのさじ加減は、主催者として非常に面倒なんです。
だから、迷う判断があった場合は「安全を第一に考えた場合に、その行為を行うか?」となると思うんですね。
参加者の心得としては、仮にそれが行われたとしても、そこに居ないような工夫をする。
これに尽きると思うんです。
初心者を対象にしたレースの場合は、特に規則でがんじがらめにするのは無意味です。
走るのに精一杯の人に、規則を細かく覚えてもらって対応させるのは難しい。
だから、確認と安全な行為の方法しか徹底できないんですね。
いつもQ!!Maruで言っていることがあります。
「あなたが、自分を初心者ではないと思っている場合、相手は初心者なんだという心積もりで対処しなさい」
「レース中のトラブルが起きそうな場面では、ベテランがきちんと対処しなさい」
全ての事象に、自己責任を徹底しなさいということなんです。