新々Tackmixブログ - レンタルカートの行く末
GOKさんのブログ カゴの中の鳥 で、ちと話題になっていたレンタルカートフェスティバルについて、
参加もしていないんだけど、全く内情を知らないわけではないし、同じ様なレースを主催している立場として
コメントを求められたので、アンオフィシャルと言うことで書きます。
(くどいけど、これは8耐主催者としてのコメントではないので、勝手な妄想をしないでね )
どこから書こうかな?
まず、これらのレースを主催する上で一番難しいのは、参加者の技量のバランスです。
(えと、わかりやすくするために、ストレートな表現もあることをお許し下さい)
道具を使ったスポーツで、道具のレベルと使い方のレベルの総合として結果が出てくる場合、
その道具の見極めがまだ100%になっていない場合では、お金を掛けて揃えた者が勝ちになっちゃいます。
簡単に言うと、エンジンのシリンダー部分の改造をOKとした場合。。。。
ノーマルのマシンセットが100点満点で60点のレベルであったとして、ボアアップマシンセットが200点満点の120点が取れる割合になります。
しかし、それはまだまだ上に80点もあって、うまくいかずチーム間に出る差が大きくなることを意味します。
このことを考えると、職人系の改造というのを良とするのは、かなり出費が多くなる可能性があるわけです。
それこそ、トライアンドエラーの連続になってしまう。
パーツ単体の単価の問題ではなく、トライアンドエラーの回数がお金に響くわけです。
セッティングは、パワーアップのためではなく、パワーのバランスを見るためにやったほうがお金がかからないわけです。
それで、ノーマルの燃焼部分は弄らないで・・・っていう。。。
だから、今までQ!!Maruのスタンスは、セッティングであって、チューニングではなかったわけですね。
でもね、最近は8耐1回にしても、結局シリンダー整備とかピストン交換とかはやっちゃっているわけです。
そうすると、パワーがないマシン作りにお金をかけるのもおもしろくないかもしれない、と思うようにはなっているんですね。
たぶんなんですが、FK9のボアアップだと、SUGOで57秒ぐらいには行けるんじゃないかな?とも思います。
もっとも、エンジンのパワーが上がるので、その他の駆動系には大きく負担がかかってくるでしょうけど。
だから、もうそろそろ
http://www.sep-ms.com/rule.htm
このマシンレギュレーションもありかな?とも思います。
駆動系の変更OKっていうあたりの範囲規定が面倒ですが・・・
あと、電気なんかどうしているんでしょうね?
個人的には、SUGOのコースでスーパーFK9って作って走ってみたいとは思っています。
つづく・・・
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参照先
- http://1go1a.way-nifty.com/ktai/2006/02/post_978a.html2006-2-24 14:58