'98 Q!!Maru Special Cup 競技規則書
1998/10/15 改訂
本大会の趣旨
手軽で誰でもが楽しめるレースを目指すものであり、純粋なレースの形態を採ってはいるものの、
その根底には、モータースポーツを「お互いに楽しむ」という姿勢をもった仲間の「大いなる草レース」
として存在するものである。
マシンの潜在的なポテンシャルなど、それに因った結果は重要ではなく、スポーツとして取り組む姿勢
が大切で、レースそのもの以外の広がりも視野に入れて開催されるものである。
大会本部
1・レーシングショップita、SUGOをレース主催者とする
2・レース運営本部はSUGO国際カートコースに置く
3・オフィシャルは以上の関係者と堀籠琢巳を以てこれに充てる。
競技規則について
1・このレースにおける規則は、これ以下の文と車両規則書をもって通達とする。
2・ドライバーズブリーフィングの際の事項も競技規則の一部とする。
3・レース大会本部による独断で突然決定される事項もある。
競技車輌について
1・別紙車両規則書に基づいた物とし、指定時間内に車検を受けなければならない。
2・車検後の部品変更は車両規則書の範囲内で認められるが、疑義が生じた場合は運営本部にて
その都度審議の対象となり、場合によっては失格とされる。
3・無線の搭載は許されるが、その使用に係わる走行中の事故などは使用者の責任となるので充分
注意すること。
4・指定時間外・コース外での走行を禁止する。
競技について
1・全てのドライバーは必ず指定時間内の練習走行に参加しなければならない。
2・レース形式は、以下の通りとする。
エキスパートクラス 耐久レース
その都度発表する
エキスパートクラス スプリントレース
TT 15分(ベストラップ方式)
予選 15周
決勝 20周
レンタルマシンクラス
TT 10分(ベストラップ方式)
予選 8周
決勝 12周
3・予選のグリッドはTTの結果、決勝のグリッドは予選の結果をもって決定する。
耐久レースの特別ルール
1・チームについて
1チームのドライバーは2名以上4名までとする。
2・ドライバーチェンジ
最低3回行うものとし、1回の走行で40周以上の連続走行は禁じる。また、交代する場合は
必ずエンジンを停止させること。
3・給油については以下のルールを適用させる。
a、ドライバーが降りた状態で、なおかつエンジンが停止していること。
b、走行中はフュエルタンクは閉じた状態であること。
c、最低2回は給油すること
d、指定された場所以外での給油は禁止
4・車両を修理あるいは調整する場合は、ピットの指定エリアで行い、パドックに入った車輌は
リタイアとして扱う。
5・サインボードにてドライバーに指示を送る場合は、ピットの指定場所のみで行える。
レース中のルール
1・ドライバー及びピットクルーなど全ての競技参加者の危険な行為を禁じる。
2・オフィシャルの指示を守れない場合はペナルティーとなる。
3・危険な走行は、ペナルティーの対象となり失格もあり得る。
対象:逆走、危険な走行妨害、コースのショートカット、コース上で停止したとき、又はピット
インなどの対応不備
コース・ピット等の施設内でのルール
1・各スケジュール及び注意事項は、放送を以てこれを通達する。その内容は、競技規則と同格に
扱われる。
2・コース内・ピットレーンは、許可無くして入ることはできない。
3・喫煙は所定の位置でのみ許可される。
4・みんな大人なんだからきちんとやってネ!
特記事項
1・大会趣旨に反する行為、または運営に障害を与えると、大会本部が認めた場合は、いかなる理由が
あろうと、今後の参加はもちろん、その場で退場させる場合がある。