Q!!Maru Special Cup 車両規則書
1998/01/02 決定
エントリー
1・競技に使用する車両はYAMAHA FK9、FK9Rもしくは無限プレイングカート90とし、以下に定め
られた部品の他は標準状態とする。なお、レンタルクラスについては、抽選によって車両を決定する。
2・エントリーに使用できるカートは、1選手または、1チームに付き1台までとする。
3・競技車両に関してのペナルティなど、全責任はドライバーにあるものとする。
4・当日のドライバーズミーティングによって指示された事項も規則書と同格に扱う。
レンタルマシンクラスについて
1・レンタルマシンクラスは「調整」は認められるが、その他は一切抽選時のまま使用のこと。
「調整」・・・キャブ、タイア空気圧、フロントトレッド
2・1について、大会本部が認めた物は変更を許可する。また、変更や調整は必ず元に戻すこと。
3・ガソリン、オイルは大会本部の支給する物を使用すること。
4・車輌の破損については、その原因が明らかに貸し出し者の物でない限り、使用者の責任とする。
変更可能な部品
1・競技に際して、エキスパートクラスは以下に定められた部品は変更しても良い。
2・変更する部品は、改造であってもかまわないが、取り付け方法や向き、個数は標準状態と同じ
ものとする。
3・以下に記述のない部品を使用する、または変更する場合、必ず大会本部の了承を得なければならない。
4・駆動系は、別紙記載の物のほか、以下の物は変更可能とする。
変更可能部品(スプロケット、チェーン、ブレーキパッド)
クランクケースカバーガスケットは無くとも良い
5・エンジンや電装系は、以下の物は変更可能とする。
変更可能部品(点火プラグ、プラグキャップ、コード類)
アタッチメントをつけてプラグを装着することは禁止
6・車体や、カウルなどは明らかに競技に影響が出ないと認められる範囲で改造ができる。
7・上記外の部品については、疑義が生じる事の無いように十分な注意をもって参加すること。
8・エアクリーナー、エアクリーナージョイント、エアクリーナーガスケットの変更は、以下の条件をすべて満た
される物を許可する
a、動力による過給装置ではないこと。(NAであること)
b、消音に明らかな効果のある物
c、通常の走行で著しく変形したりしない物
d、取り付け位置は、全幅、全長を越えてはならず、ドライバーの着座状態でその最高部を越えない物。
その他の部品
1・FK9のオイルポンプ類一式は取り外しても良い。
2・明らかに車体の維持のため、もしくは対応部品が入手不可能になったことによる、競技に影響のないものは
許可する場合があるので、事前に大会本部に確認をとること。
タイア
使用できるタイアはSL83(ダンロップ・ブリジストン等)とし、レインタイアは特に定めない。
燃料
広く一般に購入できるもの、もしくはSUGOカートコース内のものとする。添加剤の使用は禁止する。
また、混合するオイルについても、通常購入しやすい物とし、添加剤の使用は禁じる。
車検について
車検を受ける場合は、別紙「部品変更届」にて自分の車両の仕様を報告しなければならない。
この報告と車両が異なる構造、あるいは部品を使用していた場合、審議の対象となる。
その他
車検やペナルティ等に関して、大会委員会の独断で決定される事項がある。
その理由は、競技の性質上車検などを厳しくして行くわけには行かず、かといって野放し状態では
参加選手に混乱を与えるため、公平で楽しいレースのためにはどうしても臨機応変の対応が必要に
なる場合がある。アイディアとしておもしろい物は、そのまま取り入れる場合もあるし、また無用
な疑義が生じる行為に関しては、例えその目的が違っていようともペナルティを与えざるを得ない。
この大会を、「勝つためのレース」と捉えるか「楽しむレース」と捉えるかは、参加者の気持ち次
第であることは言うまでもないが、我々の趣旨は「参加者全員が楽しいレース」を目指すものであ
るので、選手その他のご協力を切に願うものである。