Q!!Maru Cup 2002 競技規則書


1・競技の形態
 −1・競技は、以下のクラス分けとする
    a)エキスパートクラス
     車両規則書に準じた改造が許可される
    b)レンタルクラス
     大会本部の用意した車両とする
 −2・特に定めない限り以下のレースを行う
    a)スプリントレース
    b)耐久レース
 −3・特に定めがない限り上記のクラス・レースを組み合わせて呼ぶ
    EX エキスパートクラススプリントレース 等

2・競技方法
 −1・スプリントレースは以下の通りとする
    a)エキスパートクラス
     タイムトライアル(15分)ベストラップ方式
     予選(15周) 決勝(20周)
    b)レンタルクラス
     タイムトライアル(15分)ベストラップ方式
     予選(7周) 決勝(15周)
 −2・耐久レースの走行距離などは、その都度定める
 −3・予選ヒートのグリッドはタイムトライアルの結果を以て、決勝ヒートのグリッドは予選ヒートの順位を以て決定する。
 −4・同着の場合は、以下のように決定する
    a)タイムトライアル
     先にタイムを出した方が上位
    b)予選、決勝
     直前に行われたヒートの上位の者が上位
    c)以上によってなおも決定しない場合は、大会本部が決定方法を通達する。
 −5・天候などによって競技方法が変更される場合がある。

3・競技全般のルール 
 −1・レース中は、オフィシャルの指示を守りスポーツマンシップに則った行動をとること
 −2・コース上での旗、シグナルなどの意味を熟知し、ドライバー自身の合図も忘れないこと
 −3・競技中に車両を修理する場合は、ピットの指定されたエリアで行うこと。
    パドックに入った時点でそのセッションは失格とし、コース復帰を認めない
 −4・チェッカー後は充分に減速し、安全を確保すること
 −5・当日のスタート方法などはドライバーズミーティングで発表する
 −6・サインボードにてドライバーに指示を送る場合は、ピットの指定場所のみで行える。

4・耐久レースのルール
 −1・耐久レースはチーム単位でのエントリーとする
 −2・特別規則書がある場合はそれちらを優先とする
 −3・ドライバーチェンジの場合は、必ずエンジンをストップさせること
 −4・給油については以下のルールを適用する
   a、ドライバーが降りた状態で、なおかつエンジンが停止していること。
   b、走行中はフュエルタンクは閉じた状態であること。
   c、指定された場所以外での給油は禁止

5・ エキスパートスプリントの最低重量制限
 −1・優勝したドライバーは、次のレースに参加するに当たり車両規則書の最低重量を以下のように変更する。

   a、最低重量を144Kgとし、その状態で優勝した場合148Kgとする。ただし、それ以上の増加はしない。
   b、「次のレース」とは、そのドライバーが「参加」する大会を意味し、「次の大会」ではない。
   c、耐久レースに関してはこの限りではなく、別途特別規則書にて定める。

 −2・ウェイトを大会事務局から借りる場合は、4Kgのものとする。
 −3・重量制限は3位以下になったとき148Kgを144Kgへ、144Kgを140Kgへと変更する。
 −4・車両規則も十分に熟読すること


5・競技に関する罰則
 −1・ドライバー及びピットクルーなど全ての競技参加者の危険な行為を禁じる。
 −2・オフィシャルの指示を守れない場合はペナルティーとなる。
 −3・危険な走行は、ペナルティーの対象となり失格もあり得る。
    対象:逆走、危険な走行妨害、コースのショートカット、コース上で停止したとき、
    又はピットインなどの対応不備
 −4・ペナルティに関しては、大会本部でその都度決定する。

6・抗議
 −1・ドライバーは文書によってチェッカー後15分まで抗議をすることが出来る
 −2・一端決定した事象、またはその抗議そのものに対する抗議は受け付けない 

7・提案
 −1・ドライバー及び全ての関係者は、大会本部に対してレース全般における提案をすることが出来る
 −2・提案は競技結果や判定に対して行うことは出来ない
 −3・大会本部は、大会が活性化するために提案を考慮する義務を持つ
 −4・提案に対しては、その場で明確な決定が出来ない場合もある


2002/03/01 発効とする